全国劇場公開映画

≪STORY≫  
VISUAL系BANDとして、また、会社の経営者としてもステップを昇り
新たなる頂点を極めようと踏み出したその瞬間、奈落の底に突き落とされる。
運び込まれた病院で、激痛に喘ぐなか見えたものは…
それまでの人生全てがもぎ取られた白いベッドと天井朦朧とした意識の中で、
医師と看護士の姿と声が揺れる。時折、間近に、遠くに。
時間さえ解からない

夢とも現実ともつかぬ空間をただ見詰める。即ち、それは、生と死の狭間。
人生の栄光と挫折、生と死、信頼と裏切り…襲い掛かる激痛に身悶え、
逃げたくても何処までも追い掛けて来る言い知れない恐怖と、
いつ終わるかも解からない絶望と孤独との闘い。 
GENJIが見た景色を、赤裸々に綴る。

病気を介しGENJIが出逢った人間の命の温もりとありのままの笑顔の輝き、
慈愛、友情、恩恵だが、そこには生と死の現実が背中合わせに存在している。
それまで駆け抜けて来た世界とは、全く違う時の流れの中での
出逢いと別離を乗り越えて見つけた、本当の自分。
忘れていた大切な心に目覚め、病床で受けた恩義に報いる為、新たな人生を
生きる決意をする

病気に打ち勝ち死を乗り越え自身の二本の足で再び大地を踏みしめた夜明け、
闇は静かに溶けていく凛とした空気と新しい光に包まれ一人の人間として
慎ましくも深く神に感謝をささげ、大切な決意を胸奥に、
生まれ変わり歩み始める。

制作企画

アーティスト
COOL BLUE Guitar GENJIが闘った病、化膿性脊椎炎。
発熱と脊髄による病巣部の激痛、化膿性の手足の麻痺を呈し、意識の低下、
重度の場合、生命をも脅かす難病である。
壮絶なまでの闘病生活と、患者という立場に身を置かざるを得ない人間の
深層心理と懐胸の想いを実写化。
さらに、GENJIを取巻く様々な立場の人々の
心理を描写する事で、其々の思惑が、交錯し、
浮き彫りになっていくなかでの、苦悩と絶望をも、忠実に再現。
GENJIが無くし、そして得た全てを映像に映し出し、映画に関心を持ってくれた方々に大切な想いを届ける。

メッセージ~“今この時を精一杯大切に生きる”ことを楽しんで欲しい~
真実だからこそ伝える事の出来る“人間”の儚くも
強く美しい魂の輝きと温もりを、GENJIの目線で描く、
ヒューマンドキュメンタリームービー。

文章 maria

真実の映像
「本人の許可をえて配信」